『発音編』は?
【答え】
大きな違いは、下記『3点』です。
アメリカ英語:以下AmEと表記 🇺🇸
(American Englishの略。辞書でも使用されます)
イギリス英語:以下BrEと表記 🇬🇧
(British Englishの略。辞書でも使用されます)
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①【Aの発音(æとa:)】
アメリカで『æ』(アとエの中間音でエに近い発音)のものは、
イギリスでは、エの音が含まれず『a:』(アー)と発音されます。
man (AmE: メン、BrE: マン)
Sam (AmE: セム、BrE: サム) ※人名です
②【Tの発音】
『T』のつく単語が…
アメリカでは、発音が『D』となることが多い。
(正確にいえばDに近い舌を弾くような『ラ』の音)
イギリスでは、単語の綴り通りに『t』を発音します。
better (AmE:べダー/ベラー、BrE: ベター)
little (AmE: リドル/リロル、BrE: リトル)
butter (AmE: バダー/バラー、BrE: バター)
water (AmE: ワーダー/ワーラー、BrE: ウォーター)
(単語の頭に『T』が来た場合は『T』を
そのまま発音します:timeはどちの国でもタイム)
③【Oの発音】
アメリカでは、アとオの中間音でアに近い発音になる。
イギリスでは、オと発音されます。
hot (AmE:ハット、BrE:ホット)
box (AmE:バックス、BrE: ボックス)
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*他にも下記のような違いがありますが、まずは上記を覚えておくと、
どちらの国の方ともよりスムーズにコミュニケーションを図れると思います。👍
・『Rの発音』: AmEのほうが舌を巻く傾向が強い (例:hair, morning)
・『イの発音』: AmEはイ、BrEはイとエの中間音 (例:lovely, Emily)
・『エの発音』: どちらも発音はエだが、AmEはアに近い開いた発音、
BrEはイに近い閉じ気味の発音(例:bed, head)
※実際の発音を聞いてみたい方は、
オンライン英英辞書(www.oxfordlearnersdictionaries.com)で
単語を検索したら聞けますので、確認してみて下さいね。
(写真:ロンドン にて)