『割り勘』は英語で?
【答え】
『split the bill』です。💰
Sophia: It's on me today, Emma. It's your birthday.
Emma: No no! Let's split the bill.
ソフィア: 今日は私のおごりよ、エマ。あなたの誕生日だからね。
エマ: いいよいいよ!割り勘にしましょ。🍹
*『bill』を『check』としてもOK。
*『bill/check(勘定)』を『split(割る)』という意味です。
* Let's go Dutch.と言ったりもします。💵
* It's on me. は『私のおごり』という意味です。
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"go Dutch" は、直訳すると『オランダ風に行こう』。
この表現は、オランダの文化から来ているようです。
この言葉が生まれた背景としては、英蘭戦争(1652年~1674年)
があり、当時イギリスが、敵対するオランダに対して
ネガティブキャンペーンを行い、その一環としてDutchに
まつわる悪いイメージの言葉が生まれました。
その時に生まれた言葉が、Dutch courage(酒でつけた空元気)、
Dutch uncle(歯に衣を着せず物を言うおやじ)等です。
オランダでは、デート等で食事に行っても、
割り勘であることがあたり前であったようで、
もともとはオランダ人を蔑む表現だったようですが、
今では、割り勘で対等に支払うというニュアンスがあり、
悪い意味を含まず使われています。
もともと差別的な要因で生まれた可能性がある言葉なので、
相手が"go Dutch"と使った時に理解出来るための
知識として知っておき、自分が使う時は、無難に
"split the bill/check"を使用した方がよいかもしれませんね。
(写真: オランダ/ アムステルダム・スキポール空港 にて)