【英検】メリット・日程・各級目安・所要時間・受験料・勉強法
・そもそも英検とは、どんな資格なの?
・各級の特徴が、知りたい。
・どの級が自分に合ってるか、知りたい。
この記事では、こんな疑問に答えます。
本記事の内容 (わかること)
・英検の概要(メリット・日程など)が、わかる。
・各級の特徴が比較表でスッキリ、わかる。
・あなたに一番合う級が、わかる。
この記事を書いている私は、高校でアメリカ留学し、外資系企業で海外勤務後、
商社で交渉通訳を経験し、金融機関で海外富裕層顧客マネジメントに従事してきました。
ビジネスでの英語使用歴は、15年になります。TOEIC940点、英検準1級取得。
そんな私が解説します。それでは見ていきましょう〜。
英検とは
- 正式名称を「実用英語技能検定」
- 年3回実施される国内最大規模の英語検定試験
- 5級(初級)〜1級(上級)の7つのグレードに分かれている
- 「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能を測定できる
英検のメリット
- 日本で幅広い層に認知されている (歴史が長い)
- 信頼度が高い (文部科学省が後援)
- 小中高生に向いている (高校大学で、入学試験や単位認定で優遇)
- 日本で英語資格といえば、英検かTOEIC (ダントツの年間受験者数:約390万人)
テスト日程
・年3回です。
・2021年度のテスト日程は 英検オフィシャルサイト にてご確認ください。
各級のレベル (比較表)
級 | 推奨目安 | 出題範囲(目安) | 出題形式 / 所要時間 | |
5級 | 中学 | 初級程度 | 家族のこと、趣味やスポーツなど身近な話題。 英語の基礎固めに最適。 | 1次(筆記25分+リスニング20分) *希望者のみスピーキングテスト3分 |
4級 | 中級程度 | 身近な題材の読解問題が加わる。 内容がより実用的に。 | 1次(筆記35分+リスニング30分) *希望者のみスピーキングテスト4分 | |
3級 | 卒業程度 | 海外の文化など少し視野が広がる。 1次試験にライティング、2次試験(スピーキングテスト)が加わる。 | 1次(筆記50分+リスニング25分) 2次(面接5分) | |
準2級 | 高校 | 中級程度 | 教育や科学などを題材とした、長文の穴埋め問題が加わる。 センター試験の問題形式と共通点が多く、入試対策にも最適。 | 1次(筆記75分+リスニング25分) 2次(面接6分) |
2級 | 卒業程度 | 医療やテクノロジーなど社会性のある英文の読解。 ビジネスでも採用試験の履歴書などで英語力をアピールできる。 | 1次(筆記85分+リスニング25分) 2次(面接7分) | |
準1級 | 大学 | 中級程度 | 「実際に使える英語力」の証明として高く評価されている。 | 1次(筆記90分+リスニング30分) 2次(面接8分) |
1級 | 上級程度 | 2次試験では2分間のスピーチと、その内容への質問がなされる。 英語の知識のみでなく、相手に伝える発信力と対応力が必要。 | 1次(筆記100分+リスニング35分) 2次(面接10分) |
受験料
5級 | 3,000円 |
4級 | 3,600円 |
3級 | 5,900円 |
準2級 | 6,900円 |
2級 | 7,400円 |
準1級 | 8,400円 |
1級 | 10,300円 |
※詳しくは英検オフィシャルサイトにてご確認ください。
さいごに
英検の概要は、つかめましたでしょうか。
最後に、最短ルートで合格するための教材(勉強法)をご紹介します。
→【最新】合格者の私がおすすめする、英検本教材2冊